インターネット上のコンピュータの住所情報にあたるものが「IPアドレス」と言われております。
昨今のインターネットの拡大とともに、これまでの規格仕様であった「IPv4アドレス」が足りなくなっています。そのため、ほぼ無限にIPアドレスを割り振ることができる新しい規格仕様の「IPv6アドレス」への移行が、世界的な動きとなっております。
インターネットに繋がる全ての機器(パソコン、スマートフォン、タブレット、ゲーム機器や携帯電話)には「IPアドレス」と呼ばれる数字の組み合わせが割り振られます。IPアドレスはインターネットに繋がる機器1つにつき1つ設定されるのでインターネット上の住所のようなものです。現在、主に利用されているIPアドレスは「IPv4アドレス」という種類のもので、約43億個のIPアドレスを生成可能と言われています。
世界中のインターネット利用者の急速な利用機器増加のためIPv4アドレス上で割り当てられるIPアドレスは近い将来、不足することが予測されます。
この現象は今、IPアドレス枯渇問題と言われています。
そこでこの問題を解決すべく開発されたのが「IPv6アドレス」と呼ばれる新しい規格のアドレスです。
IPv4アドレスは数字でIPアドレスが生成されていたのに対し、IPv6アドレスは数字とアルファベットでIPアドレスが生成されます。そのため、ほぼ無限といえるIPアドレスを生成することが出来ます。
IPv6アドレスを利用することによってIPv4アドレスが枯渇した後でも新しく接続するパソコンや携帯電話でインターネットが利用出来るようになります。
また、これまでインターネットが利用されていなかった分野がインターネットに接続できるようになることで新しいサービスや便利なサービスが生まれる可能性が高まり、従来のサービスがより使いやすい進化を遂げることが期待されます。CLOUD LINEでは、この背景から現在お使いのIPv4アドレスからIPv6アドレスへの移行を推奨しています。
IPv6接続方式をご利用いただく場合には、対応機器(ホームゲートウェイ、ルーター)が必要になります。
<対応機器>
RT-S300シリーズ、PR-S300シリーズ、RV-S340シリーズ、RT-400シリーズ、PR-400シリーズ、
RV-440シリーズ、RT-500シリーズ(NTT西日本のみ)、PR-500シリーズ